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業界は日本の高度経済成長期に西洋文化の「窓」的な存在として、生活スタイルの「あこがれ」や「晴れ」の場として利用され、急成長を遂げてきましたが、90年代に入り世の中の生活スタイルが西洋化し、それが日常化してきたことから、その特別な地位を脅かされるようになりました。さらに、市中のレストランや会議場、ビジネスホテルなどの提供する低価格サービスとの競合を余儀なくされ、恒常的な経営圧迫要因を抱えるようになりました。


このような環境下でシティホテルが今後ともその基本的価値である「ホスピタリティ」を生産してお客さまに「感動」を与え続けるには、これまでの延長線ではなく、ITをはじめとした新しい技術や遊びのある空間デザインなどの導入により、ホスピタリティのイノベーションを実現し「西洋文化の窓」ではなく「感動を創造し続ける新しい場」に生まれ変わることが課題となっています。




人によるホスピタリティサービスではできなかった(向かなかった)サービス領域にテクノロジーを導入する観点から、産業用パワー型ロボットや人の機能や形に近づけるヒューマノイドロボットではなく顧客とのコミュニケーションを演出する感性ロボットシステム「ルーシー」を企画・開発してきました。

「ルーシー」も機能的には機械の一つですが、①かわいらしいしゃべり方やしぐさ、②人との繋がりを認知させるコミュニケーションのシナリオにより、あたかも「ルーシー」が感情表現しているように映ることで、感性に訴える新しいヒューマンインターフェースの一つとなる可能性を持つものと捉えています。


ロボットの動作やデザインなどに人が「楽しい」、「面白い」、「かわいい」と感じたり、あたかもロボット自体に感情があるように映るような感性に訴えるものと定義しています。


レストラン階でのウェルカムメッセージや誘導案内、レストラン個室での料理の案内などお客さまとのコミュニケーションを促進します。人手を減らす(省力化)ではなく、レストラン個室などでお客さまの料理の進行具合を見計らってホテリエに知らせるなどホテリエと一緒にお客さまにサービスを提供する予定です。